書記長 坂下英之

市従労は、社会環境の変化や市民ニーズの多様化等を踏まえ、市民や地域・社会に対してさらなる役割発揮が求められています。
「組合員が安心して定年まで働き続けられる職場」を作るためには、労働組合がしっかりとした活動をすることはもちろん、組合員一人ひとりが当事者意識を持つことも重要です。組合活動は、決して誰かがやってくれるわけではありません。一人ひとりが、力を合わせて取り組まなければ、私たちの運動方針を実行することはできません。

今日の労働組合は、非常に厳しい局面を向かえ、多くの組合はもとより組合員が疲弊しています。この現状を打破するために、今こそ労働者の団結が求められています。
労働運動とは「労働者が自らの待遇や社会的地位等の維持・向上を目的に、雇用主である企業・団体や公権力に対して、団体で主張・行動をおこなう社会運動をさす」と辞典に記載してありました。残念ながら、昨今、この行動、すなわちストライキを決行できる労働組合が少数派となっています。私たち市従労はぶれることなく、自信と誇りを持って真の労働運動を突き進み、運動を強化していかなければなりません。
執行部が裸の王様にならぬよう、組合員の意見を率直に受けとめ、行動し、その結果に反省すべき点は反省しますが、後悔はしない、そんな労働運動に邁進していきます。
皆さんともにがんばりましょう。

 

 

2020年10月11日